Y邸-建築家と建てる家 by Regard

Design SkillsInterior / Color scheme / Lighting
LocationTOKYO
Completion2018

居心地のいい家

自分達が心地よく感じられる暮らしを考え、じっくりと向き合ってきたYさま。これまで検討してきたことを建築家の先生とお打合せし、勝手がよく美しく整えられた設計プランが完成。この後のインテリアのお打合せを担当させていただきました。

心地よさと密接にかかわる床材は、はっきりとした木目が美しい朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムシリーズ《デザインライン》求める品質やインテリアイメージから朝日ウッドテックをおすすめし、ショールームをご見学。数あるシリーズ・樹種の中から選ばれたこちらは、丁寧にブラッシングを重ねて特別な加工をしており素足で踏みたいさらりとした触感。

壁の仕上げは日本ルナファーザーのルナしっくいを採用。下地壁紙のルナファーザーは天然素材で通気性・吸湿性に優れ結露やカビの発生を抑えます。ルナしっくいはホタテ貝殻を含み、その効果の消臭・調湿・有害VOCの吸着でお部屋の空気を快適にします。再塗装も可能なので張替えをせずにメンテナンスが可能。

キッチンはウッドデッキを臨むように、コの字で製作。グラフテクトのL型キッチンとカウンターを繋ぎ、コーナーの天板部分はタイルで仕上げてあります。グラフテクトのキッチンは高機能メラミン材のエバルト仕上げ。キズや汚れがつきにくく水や熱にもつよい素材。吊戸収納とのカラーコーディネートで様々なインテリアスタイルに馴染みます。カウンター裏の腰壁に取り付けた笠木材は、キッチンの扉に近いメラミン材を合わせることで一体化したイメージに。天井まである収納の扉はキッチンのダークなカラーと室内を柔らかに繋げるベージュにし、ダクトレールのペンダント照明との連続でゆるやかに空間を仕切ります。

二階にある浴室・洗面室はバルコニーと繋がり、高窓からの採光で爽やかな空間。集成材で造作したシンプルな洗面台はカウンターとして利用出来、大容量のハンガーパイプとあわせて洗濯物が整います。

ダイニングのペンダント照明はルイスポールセンの《Above》マッス・オドゴーの削ぎ落したシンプルなデザインは、厳選したインテリアでミニマルに暮らすYさまらしい選択です。
居心地や品質を大切に考える、ご家族の暖かさが感じられる仕上りとなりました。